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第八晃栄丸の航海物語

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皆さま、こんにちは!

今日は、私たちの社船「第八晃栄丸」の魅力をお伝えしたいと思います。
この船は199トンのバラ積み船で、1997年に進水した27歳のおばあちゃん船です。
そう、彼女はまさに「海の熟女」です!heart05.gif

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第八晃栄丸」は、年齢とともに少しガタが来ていますkao-a09.gif
まるで年齢を重ねたおばあちゃんのように、ちょっとしたトラブルが増えてきました。
しかし、乗組員たちは、彼女の「体調」を気遣い、日夜修繕作業に取り組んでいます!!

たとえば、小さな漏れやエンジンの異音。これを発見した機関長は、まるで探偵のようにその原因を突き止め、迅速に対応しますkougu.gif
「おばあちゃん、また調子が悪いの?大丈夫、すぐにお薬(修理)をあげるから!」なんて声をかけているかもしれませんねkusuri.gif

第八晃栄丸」には4人の乗組員がいます。甲板部に3名、機関部に1名。

運ぶ荷物は、コークスや石灰石などの重要な荷物です。これらは、建設や製鉄に欠かせない材料です。まさに「社会のインフラを支える海の配達人」ですね!荷物を運ぶ使命を持って、乗組員たちは日々の航海に臨んでいます。

船はおじいちゃんではなくおばあちゃん
さて、船を「おばあちゃん」と呼ぶ理由についてお話ししましょう。
一般的に、船は女性として扱われることが多いですが、船を女性と見なす文化は古くからあります。
船はなぜ女性なのかhatena04.gif
船を「彼女」と呼ぶことには、いくつかの面白い説があります。以下はその一部です。

パートナーシップ: 船を操っていたのは主に男性であり、彼らのパートナーとして船を女性にたとえた。
騒がしい環境: 船の周囲には多くの男性がいて、常に賑やかな雰囲気が漂うため、女性的なイメージが強まった。
美しさと化粧: 船はペンキで化粧され、装飾されることが多いため、女性的な魅力を感じさせる。
神秘的な存在: 船は水面下に隠れた部分があり、上半身だけが見える姿から、神秘的な魅力を持っているとされる。
等の説があり、また、海の神様は「ポセイドン」ということもあり、ポセイドンは、古代ギリシャ神話に登場する海の神様で、海や地震、馬の神として広く知られています。
彼はゼウスとハデスの兄弟で、トライデント(3本の矛)を持つ姿で描かれることが多いです。
ポセイドンは航海や漁業を行う人々にとって重要な存在で、彼の加護を得るために多くの祭りや儀式が行われていたそうです。
海の力や神秘性を象徴するポセイドンの存在は、古代の人々にとって自然の力への畏敬の念を表していました。船乗りたちにとって、彼の機嫌を損ねることは避けたいことであり、豊漁や安全な航海を祈る信仰が根付いていました。
te03.gifこのことから、船は女性に例えられるようになったとも聞いたことがあります。

これらの説を考えると、船を女性に例えるのは男性視点の表現だと言えるかもしれませんが、そこには深い愛情が込められているのも事実ですheart09.gif

第八晃栄丸」は、私たちの航海を支える大切な仲間です。彼女の27年間の歴史を誇りに思い、これからも安全で効率的な航海を続けていきます。ぜひ、今後もこの船の活躍にご注目ください!

株式会社シーステージ
スタッフ一同