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きっかけは、何気ない疑問。
「船のスピードって“ノット”で表すけど、あれ何」
…ってふと気になったんですよね。
普段は「ノット=速度の単位」くらいでスルーしてたんですけど、なんか急に語源が気になって、軽い気持ちで調べてみたら…
いや、これ、意外と面白いじゃん!
ってなったので、ちょっとだけ共有させてください
昔の船はロープでスピードを測ってた!?
今でこそGPSで正確にスピード出せる時代ですが、昔の船乗りたちにはそんなハイテク機器なんてありません。
じゃあどうしてたのかというと――
使ってたのは、まさかのロープと砂時計。
「ログライン」という名前のロープには、一定間隔で結び目(=ノット)が付いてて、これを船の後ろから海に流すんですって!!
同時に砂時計(15秒くらいのやつ)をひっくり返して、
砂が落ちるまでに何個の結び目が海に吸い込まれたか数える。
つまり、、、
「1ノット=1つの結び目が流れた速さ」
ってことなんですよ。めっちゃ原始的。でもめっちゃロマンある。
で、実際の「1ノット」ってどれくらい?
現代の定義では、
1ノット=時速約1.852km(=1海里/時)です。
だけど昔はそんな数値の正確さより、「海を肌で感じながら測る」っていう船乗りの勘と工夫の世界
天候も風も波もバラバラの中、ログラインと砂時計だけで「今どれくらいのスピードで進んでるか」を判断してたんだから、ホントすごい
ノットという言葉に、結びつくロマン
今でも船も飛行機も「ノット」って単位を使ってるけど、その背景には結び目を数えてた船乗りたちの歴史があるんですよね
「スピードを“結び目”で数えてた」って、ちょっとロマン感じません
機械もレーダーもない時代に、海と会話しながら進んでたっていうか。
たまには疑問を深掘りしてみると楽しい
最初はただの「へぇ〜」って話かと思ったけど、こういう由来を知ると、ニュースで「船が10ノットで航行中」とか聞いたときにちょっと違って聞こえる気がします。
ノット=“単なる速度”じゃなくて、昔の海と人をつなぐ「結び目」だったんだなあと
「気になったから調べてみた!船の雑学シリーズ」またの機会に!!
株式会社シーステージ
スタッフ一同